野中 一平 | TOP ROOKIE 2019|ボートレース

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ippei nonaka 4850野中 一平

目の前の1走1走のレースで、
自分の全力を出します!

Information 2018年3月現在

  • 生年月日:1994/10/17
  • 支部:愛知
  • 出身地:岐阜
  • 身長:160cm
  • 体重:56kg
  • 登録期:115
  • 級別:A1
  • 血液型:A

野中 一平 選手の Special Movie

水神祭記録

レーサーズ図鑑

初出走
2014年11月15日~ ボートレース常滑 一般
初1着
2015年5月20日~ ボートレース浜名湖 一般
初優出
2017年5月29日~ ボートレース丸亀 一般
初優勝
2018年7月22日~ ボートレース江戸川 一般

Q & A

Qトップルーキーに選ばれていかがですか?
Aもっと強くならないと、という思いがわいてきました。
素直にうれしいと感じたと同時に、もっと結果を残さないといけないという自覚を持った。
Qレース前のルーティーンはありますか?
A部屋の掃除、トイレ掃除
Q同世代でここは負けない!というところはありますか?
A集中力、スタート力
Qリラックス方法をおしえてください。
A半身浴
Q今後の目標を教えて下さい。
A記念で活躍し続ける。
オールスターファン投票1位
ドリーム戦に乗る!

野中 一平 選手の
ここがすごい

モンスター超えを目指す
スタート野郎

115期のやまと学校(現ボートレーサー養成所)卒業記念競走を優勝。SG17Vでモンスターと呼ばれた野中和夫と同じ苗字であることから、表彰式では「モンスターを超えます」と大言壮語して話題になった(言わされたという説が根強いが)。

そのモンスターとの共通点は、卓越したスタート力だ。鋭い踏み込みから一気にまくっていくスタイルは、まさにモンスター2世。とりわけ、4カドからスタートしたときのまくりは強烈で、ルーキーの粋を超えた破壊力がある。その一撃まくりを武器に、19年前期は初のA1級昇級。愛知支部期待の若武者として、大いにその名をアピールしている。

ダッシュ戦の活きの良さがある一方で、インコース、2コースの内寄り水域からのレースでも強さを発揮している。オールラウンドの強さを身につけつつあるのだ。今後は記念戦線でも活躍を見せ、モンスター超えの有言実行を目指したい。

TOP ROOKIEの横顔

ボートレース界の
フォワードになる逸材

プロの条件に『ファンの覚え』がある。一度見たら、一度聞いたら忘れられない何か…。それを持ち合わせていることは『見せる職業人』として欠かせない要素だ。

『野中一平』。

間違いなく記憶に刻まれる名前だ。親から与えられた財産である。サッカーに打ち込んだ学生時代、中盤でチーム戦術をハンドリングするボランチというポジションとゴールが至上命題のフォワードを担ってきた。「俊敏というより、ペースを落とさず長く走れるタイプ」だったらしい。苦しいのは当たり前。粘りが身上なのだ。

養成所では『チャンプ』にこそ輝いたがスタイルは変わっていない。すい星のごとく登場し一気に駆け上がった同期の仲谷颯仁とは対照的で、山坂を一歩一歩踏みしめながら成長している。2018年後期適用勝率が6.23で、A1にわずかに及ばないという苦杯をなめたものの、翌2019年前期には初のA1昇格を決めている。

2018年は、江戸川での初優勝に芦屋のVなど好調さをアピールしていたが、9月のG1ヤングダービー(浜名湖)でフライング。これを機にブレーキがかかってしまった。

しかし、よくよく考えれば、『野中一平』にとって、苦しいのは当たり前。必ずや苦難を乗り越えるだろう。

そのシンボルといえるのが、2019年2月の浜名湖G1東海地区選だ。2日目に4コースまくりでG1戦2勝目(G1水神祭は2019年1月の蒲郡周年)を挙げると、翌日は3コースから鮮やかにまくり差し、「会心のターンでした!」と言い切った。成果を成果として臆せず自己評価できる胆力がある。必ずや頭角を現すはずだ。

これまではボートレース界のボランチ的存在だったが、ほどなくファンタジスタゴールを決めるボートレース界のフォワードになる。野中一平は、そう予感させる若者だ。

野中 一平 選手のこのレースが凄い!2018

2018年江戸川 レース場前コンビニオープン記念最終日 優勝戦(7月27日)デビュー初優勝が準パーフェクトV!

野中一平にとって、18年後期は悔しいスタートだっただろう。級別審査でA1級ボーダーにわずか0.01だけ届かず、A2級として戦わねばならなかったのだ。もっとも、これが初A級ではあったのだが。それでも、来期こそはA1級に、の思いは強まったはずだ。

A2級としての2節目は江戸川一般戦だった。ここで野中は魅せた。初日は5号艇、6号艇と外枠が回ってきたが、これを連勝で乗り切る。そこからは怒濤のピンラッシュ。3日目に2着が1本あったが、それ以外はすべて1着を並べたのだ。迎えた優勝戦はもちろん1号艇で、持ち前のトップスタートから逃げ切り快勝。うれしいデビュー初優勝を、準パーフェクトVで飾ったのである。これもひとつの原動力となって、A1級昇級も決めた。ちなみに、この2カ月後に芦屋で2度目の優勝を果たしているが、このときも4着1本以外はオール1着。勢いに乗れば、1着を量産するタイプと言えるかもしれない。次はどの舞台で勝ちまくってみせるだろうか。