佐藤 博亮 | TOP ROOKIE 2019|ボートレース

TOP ROOKIE 2019

hiroaki sato 4786佐藤 博亮

スタートからアグレッシブに
攻めていく!

Information 2018年3月現在

  • 生年月日:1988/4/1
  • 支部:愛知
  • 出身地:愛知
  • 身長:170cm
  • 体重:56kg
  • 登録期:113
  • 級別:A1
  • 血液型:A

佐藤 博亮 選手の Special Movie

水神祭記録

レーサーズ図鑑

初出走
2013年11月9日~ ボートレース蒲郡 一般
初1着
2013年11月25日~ ボートレース蒲郡 一般
初優出
2016年1月15日~ ボートレース三国 一般
初優勝
2019年3月16日~ ボートレース若松 一般

Q & A

Qトップルーキーに選ばれていかがですか?
A光栄です。他のトップルーキーの人達に負けない活躍が出来るように頑張ります。
Qレース前のルーティーンはありますか?
Aレース用シューズのベルトを締め直します。
なんとなくスイッチが入る感じがします。
Q同世代でここは負けない!というところはありますか?
A子供の数(4人)
Qリラックス方法をおしえてください。
Aレース場では周りの人と話すことでリラックスしている気がします。
宿舎ではDVDを見たり本を読んだりしています。
Q今後の目標を教えて下さい。
Aまずは優勝。そしてSG常連

佐藤 博亮 選手の
ここがすごい

復活したスタート力と
攻撃力

3年連続トップルーキーに選出された。この事実を記すだけで、佐藤がいかに早い時期から頭角を現してきたかを証明している。デビューから3年を待たずして6点近い勝率をマークし、4年目に入るころにはA1級に昇級している。113期の同期生のなかでも、椎名豊と並ぶ出世の早さだった。

その原動力となっていたのが、卓越したスタート力。スリットで他を出し抜き、硬軟自在の攻めで上位に切り込んでいく。特にセンターからのまくりの切れ味は鋭かった。ただ、優れたスタート力は諸刃の剣でもある。紙一重でスタート事故につながりやすいのだ。佐藤もこれに苦しんだ。一時は事故率に悩まされ、18年後期はB1級にも陥落している。しかし、佐藤は決して潰れなかった。事故率から解放されると持ち前のスタート力と攻撃力を取り戻し、今期は再びA1級に戻った。本領発揮はまさにここから。19年は1着量産でアピールしたい1年となる。

TOP ROOKIEの横顔

初心こそ、財産

2018年後期適用勝率を3.94としB1落ちした若手精鋭がいる。113期の佐藤博亮だ。3期連続A級を決めながら、フライングを機に急降下。2017年12月唐津で当期2本目のFを切ってからは、39走で連絡みは3着1本のみ。なんと26回の6着を余儀なくされてしまった。「スタート事故を経験し本当に苦しい思いをしました。自分のレースができなかったです。質のいいスタートが大事だと痛感させられました」と、情けなく感じた当時を振り返った。

艇団の前にいたいという気持ちが強すぎ、「(F2の前は)落としながら行くゼロ台が多かった」というのだが、攻め切るレースが信条の佐藤としては「ダッシュの利いた威力あるスタートを心がけ、レースをつくりたい」という考えに変わりはない。フライング禍を経ても攻撃スタイルを緩める気はないのだ。

元々ボートレースが大好きで、常滑や蒲郡で数々レースを見てきた佐藤は、平本真之に憧れてプロになった。そしてグランプリレーサー池田浩二を師匠としている。「早くふたりに追いつきたいです。そのためにはスタートだけでは足りないでしょうね。直線の位置取りや次の次を考えた判断と作戦が求められますし、当然ターンを磨かないと…」と目標や手段を明瞭に説明する。東海を代表するトップルーキーたるゆえんだ。

「ゴールまであきらめず前を追う気持ちでいます」とは実に頼もしいが、それはファンの視線を忘れていないことの証左。ファンの心を知っている。『初心』は佐藤の財産である。

成果は、求め続けた者にしか巡ってこない。そして、変化成長は一気にやってくる。

佐藤 博亮 選手のこのレースがすごい!2018

2018年下関 スポーツ報知杯3日目 4R(12月21日)真骨頂見せた6コースからの一撃まくり

2018年は佐藤博亮にとって、苦悩を味わわされた1年でもあった。前年11月にフライングや転覆が重なり、12月には2本目のフライング。F休みで出走も減り、事故率過多により慎重なレースを強いられた。その期の勝率はまさかの3・94。B1級降級、である。

期が替わり、事故率の足かせが外れると、佐藤は本来の走りを取り戻していく。持ち前のスタート力を発揮し、果敢に攻め込むレースが再び増えてきたのだ。その象徴的なレースが、年末の下関一般戦で見せた6コースまくりだ。4号艇だったが、前付け艇があり、腹を据えての6コース。内で後手を踏む選手もいるなか、佐藤はコンマ07の鋭いスタートを決めた。そのまま一気に内を沈めて快勝。コース不問の攻撃力を誇る佐藤の真骨頂とも言えた。

18年は残念ながら優勝はなかったが、苦しい時期を超えた一皮むけた今、19年3月若松で8mの向かい風を突き、4コース差しでうれしい初優勝を飾った。