山崎 郡 | TOP ROOKIE 2019|ボートレース

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gun yamazaki 4760山崎 郡

強気なレースするんで、
沢山舟券を買って
応援してください。

Information 2018年3月現在

  • 生年月日:1989/12/8
  • 支部:大阪
  • 出身地:大阪
  • 身長:167cm
  • 体重:52kg
  • 登録期:112
  • 級別:A1
  • 血液型:A

山崎 郡 選手の Special Movie

水神祭記録

レーサーズ図鑑

初出走
2013年5月3日~ ボートレース住之江 一般
初1着
2014年5月17日~ ボートレース尼崎 一般
初優出
2016年5月18日~ ボートレース若松 一般
初優勝
2017年2月22日~ ボートレース多摩川 一般

Q & A

Qトップルーキーに選ばれていかがですか?
A沢山いい選手が居る中で選んでいただき有り難いです。
Qレース前のルーティーンはありますか?
A特になし
Q同世代でここは負けない!というところはありますか?
Aレーサー気質
Qリラックス方法をおしえてください。
Aぼーっと景色をながめる
Q今後の目標を教えて下さい。
A記念レースに出続ける

山崎 郡 選手の
ここがすごい

果敢なハンドルワークで
飛躍の年に

5期連続でA1級キープ。早くからポテンシャルを発揮してきた証しであり、また高い安定感を示すものでもある。実力が固まり切っていない若手時代は、成績が浮き沈みするのは往々にしてあること。上位級との対戦も増えれば、先輩の壁に跳ね返されることもある。そんななかでA1級で居続けられるのは、間違いなく底力があるから。ルーキーのなかでは、もはや銘柄株と言ってもいいだろう。

最初にファンを驚かせたのは、16年の唐津モーターボート大賞だ。途中追加を除けば、初めてG2以上のレースに出場したA2級の選手が、並み居る強豪にまじって優出を果たしたのだ。準優勝戦では濱野谷憲吾、篠崎仁志らSGメンバーを撃破。誰もが一発で山崎郡という名前を記憶に刻んだものだった。その後は大きな舞台で目立った活躍はそれほどないが、だからこそ19年はG1戦線での飛躍を誓う1年となる。果敢なハンドルワークで上昇していく姿を期待しよう。

TOP ROOKIEの横顔

本物の自在派

異色の経歴を有する者や他ジャンルからの転身組が増えてきたボートレース界。大阪支部の山崎郡もそのひとりである。

漫画・バリバリ伝説の主人公の名そのままにオートバイのトップレーサーとなり、鈴鹿選手権や全日本ロードレース選手権で活躍した。繊細なメカと向き合い、一瞬のミスも許されない中に身を置いてきただけに完成度は高い。それでいて悲壮感や、やけどしそうなほどの闘志は前面に出てこない。悠然としている。おそらく、本人が語る「型にはまったら伸びない」「何をやるか判断する時にひらめきが重要」という実践哲学と関係があるのだろう。

ボートレーサーの多くは、自分なりのプロペラの形や調整手順を持っており、その段取りを守りながら仕上げていこうとする。スタイルを守ろうとするのだ。しかし、山崎は違う。

前の選手が一節かけて調整・整備したモーターをそのまま受け入れるという。まず、乗ってみるというのだ。「こういう方法があるんだ、という発見もあります。ゲージが合わなくても、出ている時にはノーハンマーで通します。そしてダメなら、やってみるということ。決めつけないようにしています」と語る。『俺はこうするんだ!』という力みがないのは、進む先や進み方を流れに任せられるスケールを持ち合わせているからだろう。人間が大きい。

「乗り方や操縦も仕上がり具合によって変えるというか、変わります。すべてに型がないのが今の自分ですね」と話す。与えられた状況を受け入れる『諦観』が、山崎郡の悠然とした態度につながっている。

山崎郡は『本物の自在派』である。

山崎 郡 選手のこのレースがすごい!2018

2018津G3 第5回イースタンヤング3日目 5R(6月30日)F後でも関係ない!果敢なまくり差し一閃

フライングを切ってしまったあとは、スタートが慎重になりがちなもの。スタートで攻められなければ、レースでも後手を踏んでしまい、展開的にも不利になってしまいやすい。それを知っているファンは、そのレーサーを舟券の対象から外してしまうことも。

18年のG3イースタンヤング。山崎郡は2日目にフライングを切ってしまう。賞典除外で勝ち上がりの目もなくなり、翌日からはスタートも行きづらいのが当然だ。ところが山崎は、翌日の1走目でコンマ13と好スタートを決める。他艇もスタートが速く、山崎は6番手スタートだったが、そこから山崎は果敢なまくり差しを放ち、これが突き抜けることとなる。このレースで唯一のA1級だったが、F後ということもありやや人気を下げていたため、3連単は3万円券。それだけ、常識を打ち破るかのような一撃だったのだ。山崎はその後も1艇身前後のスタートを決めている。Fにもひるまないガッツを感じさせるレースぶりだったのだ。