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お宝レーサー
狙い目レーサーをピックアップ!
第5回 2018年11月版

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新田有理/広島

厳島の元気娘はまくり屋!

 兄・新田泰章の背中を追いかけ、やまと学校(現ボートレーサー養成所)を受けること11回。熱い思いは途切れることなく、116期で晴れてボートレーサーの仲間入りを果たした。
 デビュー節の宮島、8走目で水神祭! 5コースから一撃まくりで初1着をあげた新田。8節目の桐生でフライングを切ってしまい、しばらくスタートを控えながらのレースだったが、そのなかで少しずつターンに磨きがかかっていく。デビュー10カ月目には地元宮島で初の予選突破。それからじわじわと成績を上げてきている。
 新田の武器は何といってもまくり! 1着32本中、逃げ5、まくり15、まくり差し+差し7と圧倒的にまくり勝ちが多いのだ。元気娘のアピールポイントは、スタートをバチーンと行ってガツンとまくる! 最近のレースでは、10月2日の丸亀11Rが印象的だった。1号艇には石川真二、2号艇には山田竜一とA1級が並ぶなか、1マークは臆せずツケマイ。さらに、バック併走となった山田に対しても2マークでツケマイを放ち、最後は見事に1着でゴールしている。女子戦だけでなく、男女混合戦でも持ち味発揮なのだ。
 そんな新田が今後も活躍することは必然と言える。同期の大山千広はすでに頭角をあらわしているが、新田も追いつけ追い越せで、そう遠くないうちに初優出、初優勝も見られるはずだ。

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金児隆太/群馬

畑は変わっても、変わることなきプロ意識

 バイクレース界のエースから、ボート界に夢を抱いて飛び込んできた。28歳での転身は決して早いとは言えないが、元プロバイクレーサーだっただけあって、金児隆太のプロ意識はハンパではない。デビューからの期別勝率を見てみると、2.33→2.20→3.39→4.19→4.59と2年目からは着実にアップしている。そして来期適用勝率は5.00。A級昇級も目の前だ。
 レースっぷりを見ると、まずとにかくスタート勘が良い。そして、1マークでは自ら展開を作るまくり策が多い。内に張られそうな隊形でも、ブンっと握って攻めるのだ。内の艇を先に回して後悔するよりも、自分から握ってレースを作る。その気持ちがレースにあらわれていることが素晴らしい。1走1走のそうした走りが明日につながることを知っているのだろう。畑は違えど、金児がプロレーサーとして培ってきた魂があるからこそ、勝率アップを果たせているのだ。まだ優出は果たせていないが、そんなレースぶりを続けていけば、近いうちに優出できるだろう。いや、優勝戦に乗ってしまえば一撃まくりでいきなり優勝をかっさらってもおかしくない! そんな魅力を金児のハートが伝わるレースから感じるのである。
 今年、群馬支部はノリノリ! その勢いに乗って活躍する金児を見逃すな!

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井本昌也/山口

積極果敢に先マイ連発!

 マイしろが窮屈だろうが何だろうが、1マーク2マークも、道中では先マイ! そんなレースぶりが目を引くのが井本昌也だ。
 基本的なレーススタイルは差し、まくり差し多用。現状は6コースからのレースが圧倒的に多く、どうしても差し系が多くなってしまうのは仕方がない。しっかりとした乗艇姿勢でサイドを掛けながらの差しターンは、それはそれで見どころはあると言えるだろう。しかし、井本の注目ポイントはその先! マイしろがなくても、先行艇に向けて先マイを仕掛けることが多いのだ。道中粘り強く、それで着を上げていく。新人らしからぬ先マイ策の連発は、インパクトがあるし、見ている側として脱帽だ。
 デビュー1年目は勝率2点台にとどまったが、2年目に入ってじわじわとアップして来期適用勝率は3.74。それよりも、2連対率はデビュー2期目が1.3%だったのに対して、3期目は12.3%までアップ。3連対率も2期目12.5%に対して3期目33.3%と驚異的に伸びている。これも追い上げ先マイ戦法が功を奏している結果であろう。その先マイ策の景色はこの先、上の舞台に上がったときにもきっと役立つはずである。我々としては、6コースだろうと井本のヒモ舟券は押さえるべきだ。
 これで1マークの決定力が身に着けば、さらに成績を上げてくるはず。その時が楽しみだ。

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